育休について勉強!の記事をピックアップ
育休を取るにあたって調べたときの日記です。まだまだいろんな障壁(?)の多い男性の育休ですが、世間には少しずつ追い風が吹いているように思います。この日記を読んで「育休取ってみようかなぁ〜」ともし少しでも思って頂ければ存外の喜びです。m(_ _)m




新しいブログの紹介

現在、こちらのブログは更新していません。
新しいブログはこちら


記事内容

2010年02月23日

【社会の動きやニュース】

中小企業での育休取得率、実は大企業の10倍以上!?

「中小企業では育休なんて取れないでしょ。」
「従業員一人の負荷が高いんだから、実際のところ無理だよ。」

そんな風に考える人も多いと思います。
ですが、完全にそうとも言えないようです。

この結果を見て下さい。

従業員規模別、男性の育休取得率(平成19年度 厚労省調査結果
 
従業員数育休取得率
全体1.56%
500人以上0.66%
100〜499人0.57%
30〜99人2.43%
5〜29人8.85%


500人以上の企業では0.66%であるのに対して、5〜29人の企業では8.85%!
実に13倍以上の取得率です。
30〜99人の企業で比較しても、500人以上の企業の4倍以上の取得率です。

驚きましたか??

(私は驚きました^_^; 以前、この日記でも男性の育休取得率を調べたのですがこの事実は見落としていました。だって最新の平成20年度版には従業員規模別の取得率が載ってなかったんですもん。。)

「育休が取りづらい中小企業」というイメージとはだいぶ掛け離れている数字なのではないでしょうか。

なぜこんな結果が出ているのでしょうか?


中小企業庁が興味深い分析と考察をしているので、その理由として挙げたいと思います。

中小企業で育休を取りやすい理由
  1. 「その人の本来持っている能力」への評価ができる
  2. フラットな組織と現場に近い決定権がある

  1. 「その人の本来持っている能力」への評価
キャリアロスについては、中小企業の方がハードルと感じない環境にあることが分かる。
 キャリアロスが少ない理由の1つは、中小企業と大企業における育児休業を取得中の社員に対する評価の違いがあるだろう。下図を見てみると、育児で休業している社員に対する評価として、従業員規模が小さい企業ほど「育児休業中に能力が落ちるわけではないから、特に休業が昇進・昇給に影響しない」と回答する割合が高くなっている。逆に「休業していた期間は人事評価の空白期間となり、昇進昇格が遅れる」と回答する割合は従業員規模の大きい企業ほど高くなり、非常に鮮明なコントラストを描くのである。


 すなわち、中小企業の場合は、定量的な成果や業績ではなく従業員一人一人が「本来持っている能力」によって人事評価をしている特徴があり、これが、育児のために仕事を休むことによる損失(キャリアロス)を軽減していると考えられるのである

  1. フラットな組織と現場に近い決定権
 中小企業において一時的休業が昇進・昇格に影響しない、もう一つの要因として、中小企業の方が大企業よりも役職のポストが少なく、階層がフラットであることが挙げられる。
 大企業は中小企業に比べて、一般的にピラミッド型組織で役職がより細かく設定されているため、2、3年のブランクが「昇進の遅れ」として職業人生を通じて影響してしまいかねない。それに対し、中小企業はおおむね組織がフラットであり、休業による一時的なブランクはキャリアにさほど影響しないと考えられる。
 また、役職の階層がフラットであることは、仕事と育児の両立に関して、従業員の個々の事情に柔軟に対応することを可能にしていると考えられる。
 従業員規模が小さい企業では、最終決定権者である経営者が現場に近く、個々の従業員のニーズや現場の状況を踏まえ、責任をもって差配ができる状態がつくられている。つまり、最終決定権者が現場に近いことが、柔軟な対応を可能にしている要因の1つとなっていると考えられる。
2006年版 中小企業白書 〜中小企業が「仕事と育児の両立」に適している面がある背景〜(by 中小企業庁)より


いかがでしょうか?

中小企業ならではの育休を取りやすい面は必ずあります。
人との距離が近い、小回りが利く、など中小企業の強みだと思います。
ゆとりがある大企業でしか育休は取れない、というのはある一面しか見ていない偏見だったかもしれない…、と自分自身も考えを改めた次第です。。


 制度はあるけど使えない大企業。
 制度はないけど柔軟に対応できる中小企業。

 規定を通して人を見る大企業。
 人そのものを見る中小企業。


こう書くとどっちが良いのかー?なんて分からなくなってきますよね(笑)


最初からダメって自分で決めてしまったら何も始まりません。
使い古された言葉ですが、、でも本当にそうだと思います。
無理して育休取らせた/取ったけど、予想以上に良いことがあった!とかあるかもしれませんし。どうか食わず嫌いしないで…(^_^;)


やってみないとわからないことってたくさんあると思います!


P.S.
中小企業で育休取ると助成金(1人100万円!)の後押しもあります。参考まで。

「中小企業で育休取るとボーナスが出ます。」
http://its-blog.seesaa.net/article/133125980.html


P.S.(2)
紹介した中小企業が「仕事と育児の両立」に適している面がある背景(by 中小企業庁)では、中小企業における女性の労働状況についても言及があります。
子連れ出勤による育児と仕事の両立の可能性や、女性登用の多様性など、いずれも興味深いです。


■関連サイトと関連日記

平成19年度雇用均等基本調査 〜結果概要〜(by 厚労省)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/08/h0808-1.html

2006年版 中小企業白書 〜中小企業が「仕事と育児の両立」に適している面がある背景〜(by 中小企業庁)
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/h18/H18_hakusyo/h18/html/i3380000.html

育休取得率を調べてみる。「男性の育休ってどれくらいいるの?」
http://its-blog.seesaa.net/article/140535379.html

中小企業で育休取るとボーナスが出ます。
http://its-blog.seesaa.net/article/133125980.html




子供の笑顔を見ると、このために自分は休んでるんだなー!と思える。奥さんも笑顔でいてくれて本当に幸せ。


【社会の動きやニュース】の最新記事
posted by いちのせき | Comment(0) | TrackBack(0) | 社会の動きやニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする





この記事へのコメント

コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。